中学生は生徒たちの未来をつくるところである。

だからこそ、中学校を卒業した生徒の姿を思い浮かべさせて、イメージをもたせたいです。

たまたま、以前勤めていた学校から卒業生からの手紙を送っていただきました。

その手紙をつかって、以下の学級通信を書きました。
※手紙はプラーバシーの関係で、掲載することができません。

 

先日、昨年度まで勤めさせていただいた中学校の先生から、卒業生からの手紙を送っていただきました。

あなたたちは、中学校へ入学してから、春季激励会や体育大会など、大変なことから逃げず、頑張り抜いてきました。
この手紙を見てわかるとおり、高校生になれば、さらに、大変なことが増えてくるでしょう。

(それと同時に楽しいことも多いですけどね)

きっと、今頑張っているからこそ、高校に入学してからも、大変なことから逃げずに、頑張り抜くことができるんです。

そして、あなたたちの周りには、あなたを支えてくれている人がたくさんいます。
その中でも、最もあなたを支えてくれている人が家族です。
大変な思いをしているときこそ、家族に目を向けて見てください。
朝早く仕事に出かけ、夜遅くまで働いてくれたり、朝食や夕食、家の掃除など、あなたたちのために支えてくれたりしています。
そういったことに気がつけるようになると、「私も頑張らなくてはな」って思えるんです。
そして、エネルギーがもらえるんです。

感謝の気持ちがあなたたちを動かす原動力

になるんです。
大変なときこそ周りを見ましょう。
あなたより、大変な思いをしている人がいるかもしれません。
そして、大変な思いをしている人は、身近にいて、あなたを支えてくれていることでしょう。

これから先、楽しいことも苦しいことも増えていきます。その経験があなたの心を強くしていきます。

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