学級通信!学級開き2日目に送る言葉
学級通信に込めた思い
4月に学級経営で大切にすることは居場所づくりです。
できるだけ褒めて褒めて褒めまくりたいです。
しかし、ただ単に褒めるだけではルールが定着しません。
ルールが安定しないということは、生徒たちに安心した居場所を提供することができないということです。
ルールが定着するように褒めていくことが大切です。
そのために、私はあえて褒める場を意図的につくります。
そして、学級開きの2日目に「こうすればよい」ということを褒めて教えていきます。
よいスタートが切ることができれば、1年間が安定してらくに過ごせます。
4月は1年間の中でも特に大切にしたいですね。
以下に学級開き2日目に配布した学級通信を掲載します。
学級通信!学級開き2日目に送った言葉
あえて3年生には雑な指示しか出しませんから!
上記は、4月7日の始業式に、あなたたちに伝えた言葉です。
1年生は一つ一つ丁寧に説明をして指示を出してきました。
2年生は少しずつあなたたちが考える部分をつくってきました。
3年生はやるべきことだけを示して、やり方は任せようと考えています。
指示や説明が雑(抽象的)になればなるほど、あなたたちが考えなければならないことが大きくなります。
負荷が大きくなるということです。言葉以上の+αの部分を考えなくてはならないということです。
4月7日の初日から、「配ってね」「提出してね」とあえて、雑な指示しか出しませんでした。
しかし、あなたたちは難なく動くことができていましたね。
あなたたち自身で提出する場所を決め、役割分担をし、周りを見て動くことができていました。
「誰かがやってくれるからいい!」という他力本願な考えではなく、自分で仕事を探し動くことができていました。
しかし、そこまでは予想通り!私の予想を上回ったことは、必要最低限の声だけで動くことができたということ!目の周りにいる仲間のことを思いやり行動することは大切です。
また、
目の前の仲間だけでなく、周りの仲間のことを思いやることも大切
ですよね。
誰かが必要以上に大きな声を出せば、周りの声はかき消されます。
さらに、隣の学級の大切な出会いの場さえ壊してしまうかもしれません。
きっと、そのことをわかった上で動けていたのではないのでしょうか。
そして、個々に見ていけば、
・〇〇の話を聞く姿勢がいい
・〇〇の返事がいい
・〇〇のあいさつがいい
・〇〇の「プリントが足りません」の気配りがいい
+αの部分をこれからも大切にして行っていこうね!