3月14日に、バレンタイン企画のお返しということで、ホワイトデー企画が行いました。
バレンタインデーで、手紙をもらった相手に、感謝の手紙(ラブレター)をお返しするというものです。
一人ずつ教室の前に出てきて、手紙を渡しました。
しかも、手紙を渡すときには「大好きです」という言葉つきで!
心温まるよい会となりました。

 

最近、年度末ということもあり、感謝の手紙を書く企画が次々に立てられています。
クラスのある子が、座席表を書いてきて、一人一言ずつ全員分のメッセージを書く企画を行ったり、サプライズで代表者へ感謝の手紙を書く企画を行ったりと、感謝の手紙三昧です。

すべて生徒の企画っていうところが担任としてはうれしいですが。

本当に相手を大切にできる優しい子が多いなと感じます。

そこで、優しさについて以下のような話をしました。


私は、優しい人こそ幸せになれると信じています。

人から優しくされるほど、人に優しくできます。人に優しくできるほど、人から愛されます

私が信じていることです。

そして、人に優しくできる人ほど、ささいな優しさにも気づくことができます。
ちょっとした優しさに感謝できるようになるんです。
感謝の気持ち=幸せですから、優しい人ほど幸せになれるんです。

人は、経験したことに共感できます。
例えば、ドラマを見て泣ける人、泣けない人がいます。
私も今まで、ドラマを見て泣けなかったのですが、最近、泣けるドラマが増えてきました。
特に、家族もののドラマに感動します。
親の気持ちがわかるようになったのです。
私自身が親になったからわかるようになったのでしょう。

優しさも同じですね。
例えば、「あいさつ」1つとっても、あいさつという経験をしたことがあるから相手に感謝することができるのです。
「あいさつをしても相手から返ってこなかったらどうしよう」「相手がどう思うかな」っていう気持ちをもっている人もいるでしょう。
でも、そういった気持ちがあるからこそ、相手の優しさを感じられるし、感謝ができると思います。

人によっては、「相手からあいさつが返ってこなかったらどうしよう」「相手はどう思うかな」っていうことを、弱い心と思う人もいるのかもしれません。
しかし、

人の弱さや痛みがわかる人ほど優しい人

になれるのです。

そして、人の痛みがわかる人ほど、人に感謝できるのです。

 

来年度も人を思いやれる優しい子に育ってほしいと願っています。

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