最近、本田直之著「レバレッジ・シンキング」という本を読みました。


この本がすごくよいんです。

私もすごく勉強になりました。
中学生にもぜひ伝えたいと思いました。

この本の言葉を引用し、学級通信を書きました。

 

大きなことを成し遂げるためには、小さなことが大切。
4月からあなたたちに伝えてきたことですね。

下記は、本田直之著「レバレッジ・シンキング」という本の言葉です。

いきなり大きな習慣を身につけようと思わず、小さなことからやり始める、あるいは意識することです。
たとえば、「明日から午前三時に起き、英語学習を三時間やってから出社することを習慣にするぞ」と思ったとしましょう。
その心がけは素晴らしいのですが、大きすぎる目標は、かえってストレスになります。

そこで、小さな習慣を変えることから始めます。
小さな良い習慣を身につけていくと、良い流れが生まれます。
「良くしていこう」という意識がベースに生まれると、やがて大きな習慣もできるようになります。

たとえば、帰宅したときに室内が散らかっていると気分が悪いでしょう。
だからといって、「毎日掃除をする」という習慣を身につけるのはなかなか難しいでしょう。
そういうときは、「帰宅したら靴を揃える」という小さな習慣から始めます。
これまで洋服を脱ぎっぱなしにしていたなら、「きちんとハンガーに掛けて、クローゼットにしまう」という小さな習慣から始めます。
一つ習慣になれば、「これができたから他のこともやってみよう」と思うようになるでしょう。
どんな小さなことでも成功体験を得ることで、次の目標も達成できるのではないか、という思いを連れてきてくれます。

 

最初から、大きなことを成し遂げようと思ってもうまくいきません。
例え、うまくいったとしても長続きしません。
1回だけの栄光です。
やはり、小さなことが大切なんです。
脳の仕組みのことを考えても、小さなことを大切にするっていうことは大事なんです。

小さな雑用を毎日積極的に片付けていると、その程度のことならめんどくさいとは感じなくなってきます。
同時に、イライラも抑えやすくなる。
これは脳の中で、感情系に対して思考系の支配力が強くなったことを意味しています。
そうしたら、もう少し困難な問題に取り組んでいけばいいわけです。
そうやって脳の体力を高めることから始めていくと、無理なく、問題解決能力の高い人になっていくことができます。

 

小さなことを大切にすることができれば、脳の体力が上がっていきます。
多少のことは耐えられるようになってくるのです。
学校で行っている掃除や当番活動など、周りの人のためだけではなく、問題解決能力を高めることにもつながっているんです。
もちろん、日記もです。

 

 

違った角度から、掃除や日記など、学校生活で大切にしてほしいことを伝えていく。

わかるまで伝える。

それが、大切ですね。

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