合唱コンクールは日常が大切です。
何回も言ってきたことです。日常で団結があるからこそ、行事でも団結できるんです。
日常で仲間を信じられない学級が、行事だけ団結するなんてことはできません。
できたとしても上辺だけの団結です。
日常を大切にできている学級が行事でも仲間と手を取り合い、よい結果を残すのです。

私はあなたたちの知ってのとおり、行事で勝つことよりあなたたちの成長を大事にします。
私は、あなたたちの合唱練習について口を出しことは一切ありません。
唯一、あなたたちに口を出したことがあるのは、給食の準備に対してだけです。
日常のことについてだけです。
あとのことについては、ほとんど口は出していないのではないでしょうか。
来年は3年生ということもあり、相談にはのりますがあなたたちの手で運営していってもらいたいという願いをもっています。

もちろん合唱コンクールで私も最優秀賞を取りたいです。
私もあなたたち同じようにいつもCDを何回も聞いています。
しかし、それ以上に

行事はあなたたちに成長してもらいたい

と強く願っています。

そして、うれしいことに日常の質が上がってきました。
まず1つ目に給食の準備が早くなりました。
授業が終わり10分後には「いただきます」をし、給食終了5分前には「ごちそうさま」ができるようになりました。
正常な学級の時間です。

さらに、金曜日はうれしいことが2つありました。

金曜日は4時間授業でした。
給食を食べ終わると掃除なしですぐに下校です。
給食後っていうのは、多少教室が汚くなるときです。
教室を見渡すと、いくつか紙くずが落ちていました。
すると、私の目につく限りですが、〇〇が給食当番が片付けに行っているときに、ゴミを拾ってくれていました。
もしかしたら他にもいたかもしれません。
心温まる瞬間でした。

また、給食当番が片付けに行っているときにカバンを用意してくれた人がいます。
〇〇がリュックを仲間の机にもっていってくれたのです。
そういう気配りはうれしいですね。

日常がしっかりしていれば、合唱の質も必ず上がるはずです。
合唱は心です。
心ある人の歌は聴いている人の心を動かします。

これからも日常の質を高めていきましょう。

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