子どもたちは、無駄な時間を過ごしている人が多いです。
ゲームや漫画など、娯楽が身の回りにはたくさんあるからです。
多くの誘惑に囲まれて、子どもたちは生活しています。
ゲームが将来に役に立つのであれば、ゲームは何時間でもやった方がよいのですが、ゲームが将来に役に立つことはあまりありませんよね。
世の中の成功者は、子どもの頃から、将来の夢や目標に向かって努力しています。
イチローは野球、錦織圭はテニスと、将来の自分をイメージして、子どもの頃から人一倍努力しています。
つまり、将来のために時間をつかっているということですね。
時間の使い方が、将来をつくっていきます。
そのことを生徒たちに伝えたくて、谷口貴彦さんの「ザ・コーチ3」の言葉を引用して、以下の学級通信を書きました。
谷口貴彦さんの「ザ・コーチ3」を読みました。命とは時間。心に刻みたい言葉です。
以下に、心に残った言葉をのせていきます。
時間とは、生まれたときに最初に神様からもらう黄金の金貨で、死ぬまでに使える量は決まっている。
それに、貯められない。
生きている間、日々、意識的だろと無意識的だろうと、必ず減っている。
その金貨を使って何かに変えて生きているんだ。
つまり、子どものお小遣帳みたいに、最初に神様からもらった金貨を何に使ったかを記した物が、その人の人生なんだ。
時間は、全員が平等に与えられています。
時間の使い方によって、人生はつくられていきます。
1日の時間の使い方を、右記のように色分けしていくと、無駄な時間が以下に多いかわかるでしょう。
本当に大切なことに時間をつかっていきたいですね。
家庭やそれ以外の人間関係を整えることは、オレンジ色
仕事や生きがいの為の時間は、青色
趣味や遊びといった楽しみの為に金貨を使うところは、ピンク色
心身ともにみなぎる健康の為の活動は、赤色
環境や持ち物を整える為の活動は、緑色
夢の実現のための時間は、紫色
自己成長の為の時間は、黄色
何に価値を認めるか・・・それは、僕にとって大切なものは何か、と一緒だ。
ということは、価値観に沿って生きるということは、大切なことを大切にして生きるということだ。
時間の使い方を決めていくのは、価値観です。
考え方です。
『考え方=人』が豊かになると、人生も豊かになっていきます。
以下に、「ザ・コーチ3」にのっていた成功できる価値観を紹介します。
1.自分の本心を裏切ってはいけない
2.大切なものを大切でないものの犠牲にしてはならない
3.自分の意志が自由だということを忘れてはいけない
4.人生は自分が選択した出来事の積み重ねだと自覚せねばならな
い5.道を選ぶとき、その場の欲求に任せず、価値観に従わなければならない
6.自分との対話を、ないがしろにしてはならない
7.今日の計画が終わる前に、今日を始めてはいけない
8.限りある時間を何に充てたか、毎日振り返らなければならない
9.大切なことに使う予定を、誘惑と入れ替えてはならない
10.正解を探すことで、無駄に立ち止まってはいけない
11.出来ない理由を言って、自分の怠惰を正当化してはいけない
12.これは本当にするべきことなのか?問うてから始めなければならない
13.時間がないという言葉で、言い逃れをすることに慣れてはいけない
14.ただ悩んでいることの為に、命を使ってはならない
15.決断を恐れて、保留にして、未来に送ってはいけない
16.全ての責任を外に求める被害者になってはいけない
17.必要以上に物わかりがいい人を演じて、人生を人の手に委ねてはいけない
18.コントロール出来ないものをコントロールしようと悩んではいけない
19.ユーモアを忘れてはいけない
20.今、奇跡的に命があることに感謝しなければならない