保護者や学生必見!これでばっちりテスト・受験に有効な勉強のやり方とは
保護者や学生必見!これでばっちりテスト・受験に有効な勉強のやり方
中学校では定期テストがあります。
「先生、勉強を教えてください」と、生徒たちは一生懸命になって定期テストに向けて勉強をします。
生徒の中には、「先生、朝早く来るので、いっしょに勉強をしてもいいでか」と、言ってくる生徒までいます。
そういう生徒がいると教師として嬉しいでよね。
しかし、勉強を頑張っても、学力が上がらない生徒も中にはいます。
原因は何だろう・・・
それは、効率のよい勉強方法を知らないからです。
学力が上がりづらい生徒の特徴として、教科書を読むという勉強をしている人がいます。
しかも、学力が上がりづらい生徒は、教科書を読むだけで終わっています。
つまり、インプットだけの方法で勉強しているのです。
インプットだけの勉強では学力はなかなか上がりません。
このような勉強方法だと、ただ教科書を見ているだけで終わってしまい、頭には入ってきませんね。
じゃあ効率の勉強方法って何!?って聞きたくなりますよね。
効率のよい勉強方法とは・・・
アウトプット中心の勉強です。
私が考える一番よい勉強方法は、問題を何度も解くことです。
具体的に説明していきますと、まず、一冊、問題集を決めます。
そして、その問題集を一通り解いてみます。
一通り解き終わったら丸つけをします。
ここで大事なことは、間違えた問題だけに「×」をつけるのです。
「〇」はつけません。
「〇」をつけてしまうと、問題が見えづらくなってしまうからです。
そして、「×」がついた問題の答えや解説を見て、理解できるように努めます。
一日あけます。
翌日に間違えた問題だけを解きなおします。
解き終わったら一回目と同じように、間違えた問題に「×」をつけます。
「×」がついた問題の答えや解説を見て、理解できるように努めます。
そして、この作業を繰り返します。
繰り返していくと、間違えた問題が減っていきます。
この作業を「×」がなくなるまで続けます。
「×」の問題がなくなったら、もう一度一通り解いてみます。
この勉強方法では、この時点でほとんどの人が8割以上正解することができるはずです。
次に、暗記系科目の効率のよい勉強方法です。
社会や理科などの覚える問題が多い教科は、まず、教科書に重要な単語にマーカーで線を引きます。
そして、下敷きで答えを隠して、口で答えていきます。
この口で答えるということが重要です。
まだ、答えを覚えていない状態で、ノートに書いて覚えようとすると効率が悪いのです。
漢字と答えを同時に覚えることはかなり時間がかかります。
答えを覚えてから、書いて覚えた方が格段に効率はよいです。
答えを覚えてから、ノートに書いて漢字で書くことができるか確かめるのです。
他にも、五感をつかって覚える方法や、単語と出来事を関連付けて覚える方法などがありますが、大切なことは勉強方法を生徒たちに教えていくということです。
生徒に「勉強しない」というだけでなく、勉強のやり方を教えていくことも教師として大切な仕事ですね。