送る会や卒業式が終わりました。
落ち着くかなって少し思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。
卒業式の次の日から、生徒会役員選挙や激励会に向けての応援団募集が始まったからです。

私の学級では、生徒会執行委員に立候補した人がいます。
昨日も朝早くから選挙運動を行いました。

中学校は、本当に時間が足りないです。
やってみたいことがたくさんあるからです。
だからこそ、時間をうみだすことは、中学校ではとても大切になってきます。

時間のうみだし出すためには、以下の二つが中学校では大切だと思います。

 

・隙間時間を有効活用する

・仲間と協力する

です。

例えば私の学級では・・・

生徒会立候補者は生徒会立会演説の原稿を、責任者は立候補者を紹介する原稿を、添削してもらうために私のところにお願いにきました。
しかし、私は授業の関係上、ほとんど教室にいることができません。
そして、朝は、立候補者が選挙活動のため、私と話す時間すらありません。
だからこそ、二人は、給食の時間に、私のところへ来て「給食を一緒に食べてもいいですか」とお願いにきているんです。
もちろん、原稿を見てもらうためです。
本当に時間のつかい方をわかっているなあといつも感心しています。
私もよくつかうテクニックだからです。
大人になっても大事な技ですよね。
給食が終わると、私は月曜日に行われる学年レクのリハーサルへ、二人は、選挙活動へと移っていきました。

 

また、隙間時間に学年の仲間と一緒に集まって話をしている生徒もいます。
今度、学年で何か企画をするためです。
初めは私が集めて、話し合いをしていたのですが、今では、自分たちから自然と集まって話をしています。
隙間時間を見つけメンバー同士で集まっているのです。
貴重な時間を無駄にしないところが本当にすばらしいです。

 

さらに、生徒会に立候補すると、選挙活動をするために、ポスターをつくる必要があります。
一人でかくのは大変であるし、時間が足りません。
学級の仲間に協力を呼びかけました。
頼む方はもちろん「申し訳ないけど・・・」っていう気持ちです。
頼まれる方はなんと「任されてうれしい」って思ってくれているんです。
なんていい関係なんだ!
って思いました。
そんな関係ができているからこそ、たくさんの仕事が回っていくんですね。

 

時間をうみだすことができる会社はよい会社です。
もちろん学級・学年でもそのことは当てはまります。
だって
時間が増えるということは、相手を大切に思う時間が増えているってことだからです。

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