今年の合唱コンクールは本当にやばい。
この時期に音が取れていない。
声が出せないというのは、これまでの教師経験の中でも思い出せない。
昨日の給食でのこと。
あいかわらず給食の準備が遅い。
4時間目が終わるのが12時35分。
「いただきます」が12時55分。
隣の学級が「いただきます」をしてから約5分後に「いただきます」をしているというのが現状です。
さらに、13時10分に片付けがちょうど終わっています。
そして、「ごちそうさま」をしてからも1分弱かかって教室を出ています。
1分1秒を大切にしている学級なら13時10分の段階で食管を持って教室から出ていくというのが私の普通なのです。
今まで最優秀賞をとってきた学級は普通の行動です。
また、昨日生徒から、「中間発表で自分たちの力のなさを知ればよい」という人もいました。
中間発表で力のなさを感じても遅いのです。
中間発表でしか生まれ変われないのは私としてはどうかと思います。
中間発表とは、音楽の先生からさらに合唱がよくなるようにアドバイスをもらえる場です。
今の状況では、「もう少し声を出せるとよいね」というような程度の低いアドバイスしかもらえない気がします。
中間発表までには、合唱を形にしてなければ中間発表の価値はないのです。

その中でも、頑張りたいという思いを行動に移している人もいます。
昨日の給食では、食べ終わると生活の記録に書いてある通り一人で食管を片付けてくれていました。
また、いつものように食べ終わると配達物を配ってくれる人もいます。
さらに、「ごちそうさま」の後には、給食当番の机を元に戻してくれている人もいます。

「頑張る」とはそういうことを言います。
ただなんとなく言われたことをやるだけの行為は頑張るとは言いません。
苦しいかもしれませんが、頑張り切れていない人たちが変わるまで、共に頑張り抜こう。

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