私の考えを学級通信に掲載しました。

通信に対しての感想を生徒たちに書かせました。

そして、以下は、生徒たちの日記についての返事を書いた通信です。

 

以上の日記は、私の考えに対しての感想です。
何人かの生徒が、私と真剣に向き合い、自分自身と向き合ったことがわかります。
文量、内容を見れば一目瞭然ですよね。
そして、10人を超える人たちが、行をはみ出したり、後ろにあるメモ欄をつかったりして、思いをつづってくれました。
中学生でもここまで書けるのか!と言った内容のものもありました。
真剣な思いをつづってくれた日記を読むたびに、さらによいクラスをつくっていきたいというモチベーションが上がりました。
私は、あなたたちの日記を読むことが大好きです。

どうしてか?
それは、

日記は、学級を見つめ直す大切なツール

だからです。

私は、一日も休まずに学級通信を書き続けています。
私は、学級通信一号を書き上げるのに、30分以上かかります。
2号書くと1時間。
3号書くと1時間30分です。

どうしてそこまで、学級通信を書くのか?
それは、学級通信を書く時間が学級のことを考える貴重な時間だからです。
あなたたちの日記を学級通信に記すことは、あなたの思いを考える貴重な時間になります。
一人ひとりの考えを知り、成長できる部分を考えるよい時間となります。
そして、どんな言葉をかけたらよいか、どんなことをしたらあなたの成長につながるのか、私にとっては、学級通信を書くことは、学級のことを考える時間と同じなのです。

きっとあなたたちもそうでしょう。
日記が唯一、学級や自分自身のことを振り返る時間になっているはずです。
だから、日記をいい加減に書く人が、学級のことを本気で考えているなんて私は信じられないのです。
はっきり言って、適当に生きている人は、成長しません。
自分の都合ばかり考えている人が、よりよい学級をつくれるはずがありません。
自分と向き合う時間がなければ、成長は微々たるものです。
思いを言葉にすることで、頭が整理され、成長へとつながっていくのです。
よりよい学級をつくりあげていくのです。

あなたたちの日記を読むと、すてきな思いをもっている人がいることはわかります。
あとは、行動に移すだけです。

先週の金曜日にこんな話をしましたね。

木曜日に道徳で「あいさつ」について考えました。
多くの人たちが「朝教室に入ってきた仲間にあいさつをしたい」「あいさつができる人になりたい」「あいさつは心と心をつなぐ架け橋だ」などの感想を書いてきました。
しかし、金曜日にあいさつを意識していたのは、数人だけ・・・。
しかも、あいさつを一番意識し、行動したのは私です。
自信をもって、学級で一番あいさつをしたのは私だって言えます。

あなたたちの思いはすてきです。
しかし、口だけに終わってしまっています。
周りがやっていないからいいやと、仲間の陰に隠れようとします。
安全な方、楽な方に逃げて行きます。
周りが立たないと、あなたは立てません。
つまり、自立がまだできていないということです。

あいさつについての私の考えを言いましょう。
あいさつとは、相手より先に伝えて、初めてあいさつと言えるのです。
相手からあいさつをされて、返すのはあいさつではありません。
ただの返事です。
要は、あいさつを増やしていくためには、自立した人を増やすしかないのです。
周りがやらなくても私はやる』そういった自立した人たちと肩を並べて、クラスをつくっていきたいです。

 

この学級通信の生徒たちの感想が楽しみです。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事