生徒たちの日記には、
クラス替えをしたくない。
このクラスのままがよい。

といった内容の日記が増えてきています。

担任としてすごくうれしいことではありますが、新しい学級に早く馴染んでもらいたいという思いもあります。

早く馴染むためには、過去のことは早く忘れなければいけません。
忘れるというか、新しく一歩踏み出さなければいけません。

そこで、以下のような話をしました。

最近、
「クラス替えをしたくない」
「この学級のままがよい」
というような日記を書いてくる人がいます。

私もよい学級だと思いますし、あなたたちがそう感じているのであれば、間違いなくよい学級なのでしょう。
毎日、学校に来るのが私は楽しいです。

もうあと1ヵ月で一年が終わります。
あと1ヵ月でクラス替えがあります。

正直にいって、来年もこのクラスでいたいなっていう思いもあります。
本当によい学級だなって思っています。

でも、この学級をつくったのはあなたたち自身なんです。
一人ひとりがよさを発揮し、クラスをつくっているんです。

だから、来年度もきっとよい学級になるはずです。
だって、あなたたちが今のクラスをつくってきたのだからね。
きっと、今以上のクラスになるでしょう。

私は、クラス替えをして、今の学級が離れ離れになるのがある意味楽しみです。
きっと、今年学んだことを新しい学級でもいかしてくれると信じているからです。

あなたたちには、一人ひとりすばらしいよさがあります。
そのよさを伸ばしていってください。

そして、「学級がよい」のではなく「自分がよい」と思ってもらえる人になってください。
つまり、自分自身にブランドをつけるということです。

あなたがいるからよいクラスになる。
あなたがいるから周りが笑顔になる。

そんな人になってほしいなと願っています。

学級という肩書きに頼らず、自分自身にブランドをつけてください。

そうすれば、きっと、周りから必要とされる人になるはずです。

 

来年度、今の学級の生徒が活躍してくれるのがすごく楽しみです。

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