今、私の学校では、学年末テストが行われています。
生徒たちは、自分自身が立てた目標に向かって頑張っています。

学年末テストが行われる一週間前から、テスト週間というものに入ります。
部活動がなくなり、勉強に集中する期間のことです。
私は、テスト週間に入る前に以下のような「自分なりに頑張ったは夢は叶えられない」という話をしました。「自分なりに頑張りました」という言葉を私たちはよくつかいます。
「自分なりに頑張る」ことは、とても大切なことですが、自分なりに頑張っただけでは、夢は叶いません。

例えば、普段100位の人が、50位を目指したとします。
その人は、普段全く勉強しない人です。
しかし、テスト習慣では、毎日1時間頑張ることができました。
とてもすばらしいことですが、その人は、目標は叶うのでしょうか。
まず、叶わないでしょう。

きっと、50位をとる人は、毎日3時間は勉強をしています。
50位を目指すのであれば、少なくとも3時間は勉強しなければ、目標を達成させることはできないのです。

というような話をしました。

目標ありきの考え方をしないと、夢や目標を叶えることはできません。
そして、夢や目標を叶えるためには、目安が必ず必要です。
私は、勉強に関しての目安を「私がこの範囲の内容を覚えるには、一日〇時間必要だ」というような話をして伝えます。

夢や目標を達成するための目安を伝え、目標ありきの考え方にさせるような話を生徒たちにするのです。

ちなみに、私の学級では祝日に8時間、平日に4時間近く勉強する生徒が半数以上います。
生徒の心を動かすような話を教師はたくさん語りたいですね。

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