最優秀賞なのか、楽しさなのか、という議論をしてきました。
「最優秀賞」と「楽しさ」は両立できないと何度も言ってきました。
しかし、あなたたちの日記を読んでいると、「楽しさ」と「最優秀賞」の両方を両立できそうな人がいました。
しかも、何人も!

私は以前No.218で、「最優秀賞」と「楽しさ」が両立できる人の話をしました。
No.218で書いたことは、「最優秀賞」と「楽しさ」を両立できる人は、合唱自体を好きになるということです。
学校にいても、家にいてもGH賞や合唱が頭から離れない人が、「最優秀賞」と「楽しさ」を両立できるのです。
目標を達成するための行為自体を楽しめる人は「目標達成」と「楽しさ」を両立することができます。
つまり今回で言えば、『目標を達成するための行為=合唱』を楽しめる人は両立できるということです。

「みんなでハーモニーがつくれた」「だんだんうまくなっているぞ」や「楽しさっていうのがやっていくうちに歌が好きになり、好きなことをやるのが楽しい」っていうような考えは、「目標達成」と「楽しさ」を両立することができると思います。

そして、私からすれば、このような考え方は「目標達成」の考え方に入れてよいと思うのです。

それで、まだあなたたちの考えには差異があります。
それは、

合唱コンクールに直接関係のない楽しさは必要なのか

です。

例えば、練習と練習の合間にダジャレを言って場を和ました方がよいと考えている人がいます。
そういう楽しさは必要なのかです。
そして、必要なら必要と考える理由、不必要なら不必要と考える理由がとても大事になってくると思います。
同じ方向を向くことができるためにもう少し考えましょう。

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