学級開きの日程を立てよう!黄金の三日間のノートの作り方
学級開きの日程をどうして立てる必要があるのか?
「最初が肝心」っていう言葉があります。
学校でもその通りです。
学級開きがとても大切です。
4月の段階では、生徒たちはクラスに慣れていません。
教師が主導権を握ることができる時期です。
そのときに、クラスのルールをつくってしまうのです。
ルールができてしまえば、1年間学級は安定します。
ルールは、生徒たちを安心させるためにあるべきものだからです。
やるべきこと、やってはいけないことがわかれば、生徒たちは安心します。
だからこそ、最初が肝心なのです。
学級開きの準備には、そうとう時間をかけます。
最初の1週間だけで、大学ノート1冊使います。
それだけ、重要ということです。
入学式の日だけでも、以下のようにノートに記載します。
学級開きの日程の立て方 + ノートの作り方!
7:40 学級名簿掲示
・登校した生徒から順次、新教室へ机と椅子移動
〇教室前で待機
8:00 朝短活(出席確認、健康観察、心がまえ)
・教室で朝短活
〇入学式後に男子は教科書を取りにいくことを伝える
〇担任発表時の拍手の練習
〇トイレに行く時間をつくる
〇準備がある生徒を移動させる
8:40 体育館に移動
8:45 体育館入場完了
〇生徒の服装を確認する
〇持っていくものはノートのみ
9:00 入学式
〇校歌や姿勢など頑張っている生徒を見つける
10:30 体育館片付け
・体育館片付け
〇全体を見て指示を出す
10:50 学級活動
・プリントを配る
〇元気のある生徒にあいさつをさせる
※初めが肝心
〇自己紹介、所信表明
〇配布物(保健関係の書類、学級通信、学年通信、生徒手帳、教科書)
〇回収(通知表、3年間使う教科書)
〇明日、学級役員を決めることを連絡する
11:30 下校
〇生徒が下校後、黒板に明日の朝の動きを書く
〇よかったところを学級通信に書く
黄金の三日間のノートの作り方
だいたいの流れを上記にのせました。
それ以外にも、具体的に話す言葉をノートに記載していきます。
そして、リハーサルを行います。
そうすれば、成功することが間違いなしです。
同様に黄金の三日間は一日の予定をノートに記します。
二日目、三日目は学級組織を決めるので、役職や係、決め方など詳細にノートにまとめておきます。
また、
・担任として生徒に伝えたいこと
・掃除のルール
・席替えのルール
・給食のルール
・アイスブレイク
・褒める言葉
※具体的に
・叱る言葉
※具体的に
をノートにまとめます。
だから、大学ノート1冊分近く使ってしまうんですね・・・