学級通信!夢や目標の見つけ方
学級通信に込めた思い
中学校3年生は、受験という人生を選択する年です。
高校に入ることより、入った後の方が大切ですがね・・・
でも、生徒たちにとって、受験は大きな壁でもあります。
進路選択をするときは、高校が頭にあるのではなく、10年後の姿が頭にあります。
つまり、どんな人生を送っていたいかということがあり、その姿になるために、どの高校に通ったらよいのか?という順で指導しています。
しかし、中学校3年生の段階で夢や目標が決まっている人は、約5割。
つまり、5割の生徒が夢や目標は決まっていません。
夢や目標は難しく考える必要はなく、自分自身がわくわくするものでよいと思っています。
また、夢や目標をもつこつことより、夢や目標をもった後の方が大切だと思っています。
夢や目標をもって、生徒たちによりよい進路を選択してもらいたいと願い、以下の通信を書きました。
学級通信!夢や目標の見つけ方
人生は選択の連続です。遊びを決めるだけでも、「ゲームにしようかな」「野球にしようかな」「外で遊ぼうかな」「〇〇と遊ぼうかな」「どんな服を着ていこうかな」など、多数ある選択肢の中から、自分の意思で選択しています。
もちろん、将来の夢も自分の意思で決定するんだよね。
「私はどうしたらよいか、何がしたいのかわからない」という人がいます。
自分自身の好きなことや、自分には何が合っているかわからないということを聞きます。
そういった悩みを抱えている人は少なからずいます。
でも、大丈夫です。
だいたいの人は自分自身のことをよく知らないまま選択しています笑。
そして、自分に合っているか合っていないかは大切なことではありますが、もっと大切なことは選択した後です。
例えば、オレンジジュースにしようかな?
りんごジュースにしようかな?と悩んだとしましょう。
そして、オレンジジュースを選んだとします。
あなたはその選択に満足しますか?
満足するかしないかはあなたが選択した後が重要になってきます。
「オレンジジュースおいしい。
オレンジジュース選んで正解だった」と思って飲むのか、「りんごジュースの方がよかったかな」と思って飲むのか。
選択した後の気持ちのもちようによって、選択の満足度が変わってきます。
きゃりーぱみゅぱみゅさんの美術を手がけた「6%DOKIDOKI」のプロディーサーである増田セバスチャンさん。
今では有名でありますが、お客さんが「0」の日も珍しくなかったみたいで、企業した当初は全く売れずアルバイトをして食いつないでいたそうです。
それでも、使命感や自分自身のセンスを信じ、続けることで叙々に売れ出しました。
そして、現在は日本の「KAWAII」文化を牽引する第一人者として大活躍中です。
だから、選択自体にそんなに悩む必要はありません。
心がわくわくするものを選んでいけばよいと思います。
選択よりも、選んだ後の方が大切ですから!
自分の心に耳を傾けてください。
どんなことをしていると心がわくわくしますか?