新学級がスタートして3日。
だんだんとクラスに慣れてきたような気がします。
押さえるところは押さえて、許すところは許す。
今のところうまくいっているような気がします。
まずは、生徒との人間関係づくりが大切ですね。
だから、教師のスタンスとしては、「認める」ことが大切です。
周りを大切にできている人を認め、どんどん人を大切にできる人を増やしていきたいです。
そこで、以下のような語りをしました。
オーストリアの精神科医のアルフレッド・アドラーは、「人生の意味は全体への貢献である」と言っています。
つまり、人は、周りの人を幸せにすることで、幸せを実感できるということです。
また、哲学者のニーチェも「誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。どんなに小さな事柄でも人を喜ばせることができると、私たちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ」と言っています。
さらに、経営の神様と呼ばれるドラッカーは、経営の3つの役割の一つに社会貢献を挙げています。
社会の幸せに努力できる会社が、繁栄するというのです。
人間は、周りの人の幸せのために働くことが、幸せにつながるのではないでしょうか。
だから、
大変なことや人の役に立つことに喜びを感じられる人が、幸せになれないはずはない
のです。
人のために働くことができる人を育てるのは、容易ではありません。
このような話を何百回と生徒たちに伝えるのです。
すぐに生徒たちが変わらないと残念に思う人もいるのかもしれません。
生徒たちを育てるには、時間がかかるのです。
気長に指導していきましょう。
私の見通しとしては、12月くらいにクラスが安定してこればよいかなという感じです。
焦らずじっくりと指導していきたいですね。