今日、学級役員決めを行いました。
すごくよかったんです。

すべての役職に対して、二人以上立候補していました。
つまり、すべて投票して決めたというわけです。
それだけ、やる気のある人たちがいるんだなと思いうれしい気持ちになりました。

さらに、立候補者たちの演説がよかったんです。
見に来てくださった先生方からも、すごく演説がよかったです。
と言っていただけました。

しかし、投票するということは、落選する人がいるということです。

今後も挑戦し続けてほしいなという願いを込めて、以下のような語りを毎回します。

 

学級役員、委員会の係長決めを行いました。
学級役員は、やりたい人(やる気がある人)全員がやればよいと考えていますが、人数が決まっています。
人数が決まっているということは、当選する人がいれば、落選する人もいるということです。
立候補者は、落選する可能性を考えて、立候補しないといけません。
候補するには、大きな一歩(勇気)が必要となるわけです。
何かに挑戦するには、大きな覚悟が必要なのです。

ロベルトバッジョ(イタリア代表だった選手)は、PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだという言葉を残しています。
外すかもしれないという不安を乗り越えた人にしかPKを蹴ることができないという思いが込められていると思います。

役員に立候補するっていうことと、同じではないでしょうか。

落選するかもしれないという不安を
乗り越えた人にしか立候補することはできない

つまり、立候補した人は、大きな決断をしたのです。

人間は2つに分かれると思います。
当選・落選したからいいやっていう人と、これから頑張ろうという人。
その後の行動によって、人は成長するのか、しないのかが決まるのです。

中学校は、級長、副級長が中心となって、あなたたちの力で学級を動かしていきます。
周りを見て判断したり、先を見越して動いたりすることが必要になってきます。
リーダーたちを以上の働きをして助けていくのはあなたたちです。
みんなでよいクラスをつくっていきましょう。

 

この話をすると、落選した人もよい顔になります。
ぜひ話してみてください。

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