今日の4時間目に道徳の授業をしました。
テーマは、「あきらめない気持ちで」でした。
そして、話し合いの後半には、合唱コンクールについて話題が移っていきました。
あなたたちの感想を見て、私が感じたことを書きます。

一人一人が合唱コンクールへの思いをもっていることがわかりました。
しかし、その思いに食い違いがあると感じました。

 

まずは、合唱コンクールは楽しくやるべきかどうかです。
ある人は、ゴールデンハーモニー賞より、みんなで楽しくできればよいと言っています。
賞をとるより仲間と楽しく練習して絆を深めていけばよいという意見です。
しかし、ある人は、ゴールデンハーモニー賞を絶対に取るといった意見です。
ゴールデンハーモニー賞をとれば絶対にみんなうれしいし、団結はゴールデンハーモニー賞を目指す過程で高まっていくものだという意見です。
あなたは、どちら派ですか。

 

次に、リーダーが周りの人に教えるのか、一人一人がリーダーになっていくのかです。
ちなみに、リーダーとは、学級の方向性を決め、実現させるために行動していく者のことをいいます。
ある人は、パートリーダーが中心となって周りの人に教えていった方が、上達が早いという考えをもっています。
しかし、ある人は、一人一人が「こんな練習をしたい」と今の現状をとらえ、必要な練習を提案していった方がよいと考えをもっています。
つまり、今日の話し合いで出た、みんなで頑張っていくのか、それとも一人で頑張っていくのかということです。
あなたは、どちら派ですか。

 

最後に、みんなで頑張っていこうとするのか、やる気のある人だけでまず頑張ってやる気のない人を巻き込んでいくのかという目指し方による違いです。
具体的に述べていくと、みんなで頑張っていこう考えは、やる気のない人にやる気にさせるように声をかけたり、支えたりするといったものです。
その逆に、やる気のある人だけで頑張っていこうというものは、やる気のない人に声をかけても無駄だから、やる気のある人だけでまずは頑張って、合唱コンクールへの気持ちを徐々に高めていくといったものです。
あなたは、どちら派ですか。

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