
学級通信!学級を安定させるにはルールと関係づくり
学級通信!学級を安定させるためには、ルール作りと人間関係作りをまずやろう!
学級開きでは、生徒たちは緊張するものです。
初めての担任。
初めての仲間。
初めての環境。
など、多くの不安をもっています。
だからこそ、学級開きにはルール作りと人間関係作りに力を入れるのです。
生徒はルールがわかってくると安心します。
人間関係ができてくると生徒は自分を出せます。
この2つを早い段階で教師が整えてあげると居心地のよい学級になります。
以上のことを大切にして、以下の学級通信を書きました。
学級通信!学級を安定させるため!
朝の時間までに、プリントを配っておいてね!
上記の言葉を黒板に書いておきました。
朝の過ごし方はとても大切です。
朝にやるべきことをきちんと行い、落ち着いて過ごすことは心の安定へとつながります。
さらに言えば、心が安定している人だからこそ、朝を落ち着いて過ごせると思います。
毎朝必ず、学校からプリント類が用意されます。
学級通信は毎日発行する予定なので、毎日必ずです。
その日は、1時間目に「配布物を配る」「提出物を集める」時間が設定されていたため、正直時間はありました。
しかし、学校生活が始まってからのことを思うと、早いうちに朝の行動を習慣化しておくとよいと考え、上記のメッセージを黒板に記しました。
また、始業式のあなたたちの姿から「きっと大丈夫だ」という信頼があったからです。
私の期待の通り、〇〇が黒板のメッセージに気づき、職員室からプリントをもってきてくれました。
そして、〇〇が教室から出て行った直後に、時間差で〇〇と〇〇が気づき、同じように職員室まで向かって行きました。
さらに、書く必要はないかもしれませんが、当たり前のように職員室からもってきたプリントを、登校した仲間が協力して配っていました。
大勢で協力して配布した成果もあって、8時10分前には大量にあったプリントを配布完了。
また、自然と席に着き、8時15分まで落ち着いて過ごしていました。
一人ひとりの思いやりや自制心が学級の雰囲気をつくる
中学校生活で学んでほしいことです。
あなたたちと2日間をともに過ごしましたが、もうすでに十分感じさせてもらいました。
あなたたちの動きがよいため、圧倒的な速さで物事が進んでいきます。
1時間目に予定されていた内容を8割近く、朝の時間に終えることができました。
仲間のことを気遣い、ともに楽しもうとする心
があるってことですからね。
『何気ない日常や遊びが楽しめる』
そんな学級や仲間をつくっていってくださいね。
最後に!
2時間目に体育館へ向かう姿。
1,2年生の積み重ねがあるなと感心。
〇〇が「机の上片付けてね」の声かけやその声に応える仲間。
静かに廊下に並び、体育館に向かう様子。
感心しっぱなしの1日でした。