学級通信で家庭学習の学ぶ意欲を高める
学級通信に込めた思い
中学校3年生は、受験に向けて勉強をやらなくては!と考えている生徒が多いです。
しかし、勉強の習慣が身についていない生徒は、頭ではわかっているものの行動に移すことはなかなかできません。
つい勉強以外のことに手を出してしまいます。
そんな生徒に少しでも机に向かってほしいという願いを込めて以下の通信を綴りました。
学級通信で家庭学習の学ぶ意欲を高めよう
あなたの時間と私の時間ではどちらにより価値があると思いますか?
きっと考えたこともないかと思います。
でも、これからの生き方を変えていく上で大切なことなので考えてみてください。
例えば、数学の勉強を1時間するとしましょう。どちらの「1時間」が、より価値が高いと思いますか?
「先生の方が難しい勉強をすると思うから、先生の1時間の方が価値は高いんじゃないかな・・・!?」
きっとそういう意見もあるかと思います。
確かに、
知識量や経験値が高い方が、勉強の密度は高い
です。
知識や経験が多い方が、「1」聞いたことを「10」にも「100」にもする
ことができます。
しかし、1時間に価値が高いのは、あなたの時間です。
例えば、100歳まで私もあなたも生きるということにしましょう。
そして、あなたが1年間で数学をマスターしたとします。
すると、残りの85年間は、数学の知識を他の分野に応用する可能性が生まれます。
次に、私もあなたと同じように数学を1年間でマスターしたとします。
残りの年数はあなたより少ないことは明らかですね。
数学以外にも、国語でも、社会でも、理科でも、英語でも・・・同じですね。
学校で学ぶ教科以外の勉強ももちろん同じです。あなたの時間の方が私より価値があります。
つまり、
知識や経験は早い段階で得た方がいいことずくめ
ということですね。
この休校の間から勉強を頑張り、知識や経験を積めば、授業の内容がより理解できるようになります。
早くから勉強を始めた方がメリットは大きくなります。
休校のときに勉強をした者が受験の成功をつかむ
大げさかもしれませんが、けっこう本質をついている言葉だと思っています。
1秒でも早くから勉強を始めた方がいいんです。