学級開きでは、必ずよいところを探すようにしています。
生徒を認め、認め、認めます。
正しいことをすると気持ちがよいということを実感させます。
口で伝え、学級通信で伝え、保護者に伝える。
できることはすべて行います。
最初が肝心なのです。
以下に、学級開きの翌日に書いた学級通信の一部をのせます。
〇〇のように、入学式が終わったらすぐに椅子を片付けようとする行動。
名前を呼ばれたときの〇〇の返事。
配達物を配ってくれた〇〇の優しさ。
足りないものがあれば質問できる〇〇の責任。
帰る前に、一言声をかけてくれる〇〇の誠意。
集配ボックスからプリントをもっていってくれた〇〇の気配り。
そのどれもが、相手に与える行為です。
きっと、誰かが嬉しい気持ちになります。
少なくとも私はうれしくなりました。
以上のことは、私が気づいたあなたたちが「与えた」ことのほんの一部なのかもしれません。
これからもどんどん「与える」クラスになっていくといいね。
一週間くらいは、生徒のよいところを書いた通信を出し続けます。
4月に大切なことは、生徒たちを安心させることだからです。
「安心」があるからこそ、生徒たちは努力することができるのです。