「心」が大切。
教員になってから、生徒に何百回と伝えてきた言葉です。

しかし、これがなかなか難しい・・・
「心」は目に見えないものであるし、さりげない行動に表れるものだからです。

私は、同じ内容のことを伝える場合、手を変え品を変え、様々な角度から伝えるようにしています。

特に、成功者の言葉を借りると、生徒に響きます。

今回は、サッカー元日本代表のキャプテンである長谷部誠さんの「心を整える」という本の言葉を引用し、以下の学級通信を書きました。

 

日本代表の元キャプテン長谷部誠選手は、「心を整える」という本でこんなことを書いています。

 

僕のキーワードは心です。僕は心を大事にしています。
スポーツ業界などでよく言われる「メンタル」という言葉で言い換えてもいいです。
僕にとっての「心」は、車で言うところの「エンジン」であり、ピアノで言うところの「弦」であり、テニスで言うところの「ガット」なのです。
???という感じかもしれませんが「調整する」「調律する」と言った方が適している感覚。
車のエンジンに油をさし、ピアノの弦を調律する、そして、テニスのガットを調整する。
そんな感覚を心に対して持っているのです。

浦和レッズ時代、僕はなるべく派閥みたいなものに属さないようにしていた。
どのグループとも仲がいいけれど、いつも一緒にいるわけではない。
では、どうして派閥に属さないか?
それは「グループに甘える」関係になるのが嫌だからだ。
正直、組織やグループに身を委ねてしまえば、楽なことが多い。
ただ僕は全員と信頼関係を築きながら、それでいて特定のグループに属さないというスタンスが好きだ。
もしそれが実現できれば、たとえどんな強い逆風が吹こうとも、自分の芯も、チームの芯も簡単には揺らがないのではないだろうか。

 

そして、長谷部選手は寝る前に、必ず30分間瞑想をするそうです。
仲間から遊びの誘いがあっても、瞑想の時間を優先するため、断るそうです。
成功している人たちは、何が一番大事かわかって行動できているのですね。

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