あなたは合唱コンクールをやりきりました。悔しい気持ちはあると思いますが、後悔はなかったことでしょう。
後悔をしない。とても大切なことです。
しかし、してもよい後悔もあります。
してもよい後悔とは、新しい学びがあった後悔です。
しない方がよい後悔とは、もっと練習をしておけばよかったという後悔です。
きっと練習不足で結果を残せなかったことについては、中学校２年生になれば何回かあったはずです。
結果を残したいのであれば、練習をする必要があることは誰でも知っています。
知っているにもかかわらず、同じような後悔をしてしまうのは、それは心の成長がともなっていないだけです。
簡単に言えば、自律ができないということですね。
そういう後悔はしない方がよいです。
では、してもよい後悔とは、今回で言えば虹の後悔です。
「悩んでいる仲間からもっと話しを聞けばよかった」と後悔していると子がいました。
きっと、今回の合唱コンクールを通して学んだことでしょう。
練習のときには気づかなかった仲間の痛みに、合唱コンクールを終えたときの仲間の様子をみて感じたことだと思います。
その気づきは、心の成長がともなったものだと思います。
そういう後悔のことを
成長
と言います。
新しいことに気づく後悔は、成長と言うのです。
リーダーの涙を見て、心を動かされた人もいるでしょう。
それは成長です。
そういう気づきをこれからも大切にしていきたいですね。
そして、合唱コンクールでの成長を日常につなげていきたいですね。
