もうすぐ3月ですね。
来週は、もう卒業式です。
あと少しで新しい年度が始まります。
つまり、今の教え子は先輩になるんです。
私の学校では3年生がすばらしい姿を見せてくれました。
先輩らしい姿です。
今の私の教え子も、かっこいい先輩になってほしいと思っています。
そういった願いを込めて、以下のような話をしました。あと1ヶ月と少しで、先輩になりますね。
あなたたちが考える先輩ってなんだろう。
ただ単に体が大きいのが先輩?
ただ単に年をとっているのが先輩?
さらにいうと、よい先輩ってなんだろう。
後輩に優しくできる人がよい先輩なのだろうか。
叱ってくれる人がよい先輩なのだろうか。
その答えは〇〇先輩が姿で見せてくれました。
〇〇先輩は「まとめるのはうまくなかったけど、みんながついてきてくれました。ありがとう」というような話をしました。
〇〇先輩は、自分ではうまくまとめることができなかったと言っていましたが、私は一度もそんなことは思いませんでした。
〇〇先輩の一生懸命さは誰しもが感じたはずです。
言葉以上のものを〇〇先輩は私たちに伝えてくれたはずです。
そういったものが、尊敬という形になったのでしょう。
私が考えるよい先輩とは『憧れられる人』です。そして、外見のかっこよさなのではなく、内面のかっこよさをもっている人です。
そんな先輩にあなたたちもなってほしいと心から願っています。
というような話をしました。
後輩を育てるのが先輩です。
それが役目です。
私の学校には、そんな先輩がたくさんいます。
とても幸せなことです。