目標を叶えるためには障害はつきものです。
特にチームスポーツの選手や監督という立場は、周りとの温度の差に抵抗を感じるものです。
上を目指す人は、現状維持を訴える人と戦わなくてはなりません。
戦わないにしろ、周りの人の思いを引き上げなくてはなりません。
人を変えることは困難です。
さらに言えば、人を変えることは不可能です。
自分を変えて、周りとの関係性を変えていかなくてはなりません。
しかも、目標から遠ざかるのではなく、近づけるような関係性を築かなくてはなりません。
そのためには、自分の譲れないところは確保しつつ、相手に選択を委ねることです。
選択肢を与え、相手に決めさせるのです。
しかし、その選択肢は、自分が決めます。
どちらを選んだとしても、目標に近づけられるようにします。
決定権は相手に委ね、目的や目標は相手に委ねずです。
さらに、チームの方針を大きく変えるには、無理難題を提示することです。
人は変化を嫌います。
現状維持を好みます。
しかし、現状維持では、目標を達成することができません。
すでに、目標を達成しているチームなら別ですが、目標を達成できていないのであれば、先輩と同じようなことをしてもだめです。
先輩と同じようなところにしかいくことはできません。
チームを変えたいのであれば、大きく変えてしまうことです。
部員が無理だと思うことを提示することです。
そうすれば、必ずクレームが来ます。
小さく変えても、大きく変えても大なり小なりクレームは来ます。
だったら、最初から大きく変えてしまった方がよいです。
クレームがきたら、ちょっとだけ、相手に譲ってあげてもよいです。
少なくても前よりはよくなっているはずですから。
長い目で、チームをつくっていった方がよいですね。
毎年毎年、現状維持を求める人たちと戦っていくんです。
自分の芯をぶらさずに!!