以下の文は、西野亮廣が書かれた「新・魔法のコンパス」という本の中にある言葉です。
そもそも、収入が高い人と低い人の違いは何?
世の中には、給料の安い人と、給料の高い人がいる。
その分かれ目は何だと思う?「仕事の大変さ」かな?いやいや。
仕事の大変さでいうと、深夜のコンビニのアルバイトや、真冬の警備員なんて、メチャクチャ大変だ。
でも、いわゆる「高給取り」じゃない。「技術力」かな?たしかに一つの分野の中で考えれば、技術力が高いほうが給料も上がりそうなものだけど、
「スーパーのレジ打ちの技術と、野球選手の送りバントの技術はどっちが上?」
なんて比べられないよね?どうやら「技術力が高ければ、給料が高い」とは言い切れなそうだ。
答えを言っちゃうと、収入の大きさを決めているのは、「大変さ」でも「技術力」でもない。
「希少価値」だ。
キミの収入を増やすには、キミの「希少価値」を高める必要がある。
キミが「100人に一人の人材」になるか、「100万人に一人の人材」になるかで、キミの収入は変わってくる。
当然、替えが効かない人材になったほうが収入は増える。
コンビニのアルバイトさんよりも、ホリエモンのほうが収入は多い理由はそこ。
早い話、収入を増やしたければ、キミが「100万人に一人」の人材になっちゃえばいいんだけど、「100万人に一人」というのは、確率でいうと「オリンピックのメダリスト級」で、そこにたどり着くのは、なかなか難しい。
でも、大丈夫。キミが「100万人に一人」の人材になる方法は、ある。
これから、お話するね。
西野さんの言葉にあるように、収入を上げていくためには、希少価値を上げていくことしかありません。
誰でもできることをやっていても、替えが効いてしまい、周りからはあまり必要とされません。
やはり、その人にしかできないことをいくつもっているかが大事なのです。
その方法は、いくつもの業種を経験することです。
例えば、塾講師とスポーツ選手。
教え方が上手く、野球の知識をもっていれば、周りから必要とされるのはわかりますよね。
つまり、いくつかの業種を経験し、それぞれのメリットを組み合わせることができれば、希少価値は上がっていきます。
そして、希少価値を上げていき、発信者(講師)になることで、収入はついてきます。
まずは、希少価値のある人間へと成長することが大切ですね。