どの行事もそうですが、生徒たちのモチベーションは人それぞれですね。
合唱コンクールの練習をしているのですが、「頑張っています」と、同じ言葉を生徒はつかっていますが、その頑張り具合は人それぞれです。
生徒たちの日記を読んでも、練習の雰囲気がよいと答える生徒もいますし、雰囲気が悪いと考えている生徒もいます。
お互いが信頼できる関係を築くことはまだ難しいですね。
でも、生徒たちの信頼関係を深めるのも行事の役割ですから、合唱コンクールでいかに成長させられるかが勝負になります。
そのためにも、よい生徒の行動を増やしたいし、頑張っている生徒の頑張りを認めていきたいと強く思います。
私の学級では、以下のような行動がありました。
ある生徒が、合唱コンクールの練習予定をつくってきてくれました。
空き時間を表にまとめ、休み時間に練習できる時間がわかるようにしてきてくれました。
共に高みを目指す者としてありがたい。
また、私は合唱コンクールについてほとんど口出しをしません。
ひどい言い方をすれば、助けることもしません。
もちろん、頼まれれば助けをしますし、頑張っている人が傷つくのであれば守りもします。
しかし、多少困ったことがあっても口を出さないということです。
私の学校では、各クラスにCDが1枚配布されます。
パート練習をしたいのであれば、少なくとも4枚は必要になります。
でも、それを知っていながら私は全く口を出しませんでした。
そして、昨日ある生徒が私のところに来て「CDをやいてくれませんか」とお願いにきました。
もちろん「いいよ」と答えました。
ささいなことですが、そういった行動を認め、広げ、さらに成長できるように促していきたいです。
ちょっとした成長を見つけ、生徒が頑張れる環境をつくっていきたいです。