中学生の目標は自立・自律です。
教師の支えがなくても、一人で善悪の価値判断ができるということです。
中学校を卒業すれば、義務教育が終わります。
自分の足で、人生を歩んでいかなければなりません。
教師がいないときに、学級の力が出ると言います。
しかし、私の学級は、私がいないと多少崩れてしまいます。
まだ、私の力が働きすぎているということです。
今年度は、出張が多いです。
昨年度の倍近くあります。
今年度は、かなり仕事が増えました。
担任がいなくても、学級が向上できるように、以下のような学級通信を書きました。
中学生の目標は何度も言いますが、自立・自律です。
私の支えがなくても、正しいことは正しい、悪いことは悪いと理解し、行動できるようになるということです。
しかし、私がいなくなると多少なりとも崩れてしまう・・・。
まだ、あなたたちは、自分の都合や感情を優先してしまっているということです。
上記の二人は、いつもとの違いに気がつきました。
普段と大きな違いはないにしろ、敏感に違いを読み取り、感じることができたのです。
善悪の判断が、しっかり身についているということです。
私がいなくなると崩れてしまう原因。
それは、
自立したリーダーがいない
ということです。
私がいなければ、誰も学級を先導していく人がいない。
少しくらいならと自分に言い訳をして、『質の高い集団作り』から一歩引いてしまう。
体を張って、学級の向上に努める人がいない。安全地帯に身を置き、見て見ぬふりをする。
学級の向上を心から願うのであれば、ささいなことも指摘しあわなければなりません。
小さなことでも許してしまうと、徐々に、学級の感覚が鈍ってきます。
きっと、あなたたちなら、いつもとの違いに気がついたはずです。けっして数人だけが、感じたことではないはずです。
本気で学級をよりよくする人が出てくることを願っています。