行事で、生徒たちを少しでも成長させたいと考えています。
自分の殻をやぶらせたいといつも思っています。
行事で成長させられれば、今後の日常がらくになっていきます。
来週火曜日に行われる激励会に向けて、以下のような話をしました。
目標を達成させるためには、目標を達成させるだけの努力をしなければいけません。
「自分なりに頑張る」っていう言葉をよく使いますが、「自分なりに頑張った」だけでは、目標を達成させることはできません。
ただの自己満足です。
例えば、中間テストの目標順位を1位に設定した人がいるとします。
その人は、普段まったく勉強をしません。
しかし、中間テストに向けて、毎日10分間勉強をすることに決めました。
あなたたちはその人が1位を取れると思いますか。
勉強を全くしなかった人が、テストに向けて10分間勉強をしたんです。
自分なりには頑張ったのでしょう。
しかし、目標を達成することは困難です。
自分なりに頑張るだけでは、目標は達成することはできないんです。
目標ありきで、目標が達成できる努力をしないといけないんです。
野球では、甲子園に出場するために、毎日1000本バットを振らないといけないと言われています。
1000本が基準になるんです。
ほとんどの人は諦めてしまいます。
夢より楽を選択してしまうんです。
人は選択によって、人生が決まります。
あなたたちは、3年生の心を動かす。
1年生の心を動かす。
そして、あなた自身を成長させると目標を立てました。
あなたたちなりの努力では、目標を達成することはできません。
あなたたちの限界だと思っている壁を乗り越えないと、3年生の心には響きません。
そして、あなたたちの限界を超えてこそ、あなたたちの成長があると思います。
本気になることの楽しさ
1つの目標に向かって、仲間と頑張っていく楽しさ
を感じてください。
一度でもその経験をした人は、人生が豊かになります。
その成功体験が、苦しくなったときに、あなたを支えてくれます。
本番は明日です。
頑張ることは誰でもできる。大切なことは頑張りぬく
ことです。
頑張り抜くか、抜かないかはあなたたちの選択にかかっています。
人を幸せにできる方を選んでください。
いくら小さいことでも、人を幸せにできる方を選んでください。
小さいことを大切にできる人だけが、大事を成し遂げることができる
からです。
自分の殻をやぶる。
そのためにできることを、教師はとことん語っていきたいです。