ソフトボールに限らず、スポーツは基礎が大切です。
男女を差別しているわけではないですが、特に女子は基礎が大切なんです。
男子は感覚である程度のことはできるようになるのですが、女子は教えた通りにしか上達しません。
つまり、指導者の力量が選手の成長にもろに出てしまうんです。
女子は、男子と違い、地味な練習でも根気よく続けることができます。
練習メニューが、選手の成長に大きく影響してくるわけです。
そして、入部したての1年生の練習メニューが特に重要なのです。
1年生のうちに基礎が定着できると、上級生になったときの成長が著しく高まります。
そこで、私の学校で行っている練習を紹介したいと思います。
1年生で重要視しているのは、守備の練習です。
特にキャッチボールです。
3ヵ月間、キャッチボール以外の練習は行いません。
それだけ、キャッチボールを大切にしています。
キャッチボールの種類は以下の通りです。
・バトミントンのラケットをもって投球練習
※バレーのスマッシュみたいに投げるように伝える。
・腕振りの練習 ※カウボーイみたいに腕を動かす
・ゼロポジションから腕振りの練習 ※カウボーイみたいに腕を動かす
・座ってシャトル投げ ※45°の方向へ投げる
・仰向けに寝て、真上に投げる練習
・腰の回転から腕振りの練習 足固定
・右投げの場合、右足を前にして足を固定。半身の状態で投げる
・肩甲骨を3回回して投げる
・足を前後に広げて体幹で投げる
・真上投げキャッチボール
・普通にキャッチボール
・遠投
・けんけんで遠投
・クイック送球
・ボール回し
・ショートバウンドキャッチボール
キャッチボールができるようになったら、守備練習に入っていきます。
以下のサイトを参考に守備練習を行っています。
バッティング練習は、冬場に入ってからです。
守備のミスがなくなってくるまでは、ひたすら守備練習を繰り返します。
できるようになるまで、毎日行います。
ソフトボールは、0点で抑えることができるチームが負けることはないからです。