学級通信!集団は多数決の原理が働く☆彡学級経営のコツ
学級通信!集団は多数決の原理が働く☆彡学級経営のコツ
生徒たちは、様々な価値観や考え方をもっています。
学級に35人いれば、考えが一つに決まることはないでしょう。
そういうときはどうしたらよいのか・・・
考えが別れた場合は、多数決で決めるのです。
当たり前の話かもしれませんが、学級をつくっていく上で重要なのです。
例えば、定期テストに向けてルールを学級で話し合いました。
私のもとに「テスト週間は、休み時間に学級全員で勉強がしたいです」と生徒が言ってきたことがきっかけです。
私の学校では、授業と授業の間に、10分の休み時間があります。
そして、給食後には、20分の昼休み時間があります。
「テスト週間だから、休み時間に学級全員で勉強がしたいって言っている人がいるんだけどどうする?」と学級に投げかけました。
もちろん、いくら生徒から要望があったとしても、この時点で教師がだめだと思ったら、提案なんてしません。
学級の長は、教師だからです。
教師が許可しないことは、基本的に生徒にやらせたりしません。
今回の場合は、よいことなので学級の話題にしました。
すると生徒たちからは、
「昼休みだけ、学級全員でテスト勉強をする」
「昼休みは、図書室や係の仕事があるから、10分の休み時間だけ勉強する」「1時間目と2時間目の休み時間は勉強して、2時間目と3時間目の休み時間は・・・」
「テスト週間なんだから全部、勉強してしまえばよいと思います」
など様々な考えが出されます。
もちろん、考えが一つになることはありません。
また、話し合いで考えが一つにまとまったとしても、かなりの時間を費やす必要があるでしょう。
そこで、多数決の出番です。
多数決で決めると、不思議と文句があまりでないのです。
多数決の前に、生徒たちの意見を出し尽くす必要はありますがね!
多数決ってすごいですね。
でも、最終決定はやっぱり教師ですね。