学級経営を行う上で、リーダーシップをとることは最重要事項です。
担任が、リーダーシップをとらない限り、学級はまとまりません。
ライブ会場の客席のような感じになってしまいます笑。
仲のよい友達だけと話し、規律がないような感じになってしまいます。
では、リーダーシップをとるとは、いったいどんなことをしたらよいのでしょうか。
リーダーシップをとるとは、
1.夢や目標を描く
2.仲間と共有する
3.仲間を動かす
ことです。
まず、夢や目標を描くとは、仲間に幸せな未来を見せるということです。
リーダーが、現状より幸せな未来を想像するということです。
リーダー自らが、思い描いた未来に対して、興奮しなければなりません。
思い描いただけで、わくわくするものでなければ、仲間に伝わらないし、ついてきません。
幸せな未来を具体的に描くからこそ、仲間は頑張ってみたいと一歩踏み出していくのです。
幸せな未来を描くことができたら、スローガンを決めることです。
できるだけ短く、映像が浮かぶスローガンがよいでしょう。
スローガンを思い浮かべただけでも、わくわくしたり、幸せな未来が頭に浮かぶものだとなおさらよいですね。
次にすることは、夢や仲間と共有することです。
共有するためには、何度もリーダーが伝えるしかありません。
言葉で伝えたり、文字で伝えたり、絵で伝えたり、映像で伝えたりなど、様々な方法で伝えていきます。
夢や目標を共有できる仲間が過半数を超え、力を貸せば必ず幸せになりそうだなと思い始めたら最終段階に進みます。
仲間と夢や目標を共有することができたら、最後は、仲間に行動させることです。
幸せになれそうだなと感じ始めても、人は、初めてのことには躊躇します。
いくら頭でわかっていても行動に移そうとはしないのです。
すでに、現状に満足しきってしまっているんですね。
頑張ればさらに幸せになれると思っていても、今の幸せに満足してしまっているんです。
行動するにしても、誰かが成果を出したあとになります。
無駄なことはしたくないんですね。
だから、リーダー自らが見本となるか、誰か一人でも行動に移したら全力でサポートするか、成果を出さなければなりません。
そして、その成果を全体に広めていかなければいけません。
成果を上げ、全体に広めることができたら仲間はリーダーについてくるでしょう。
以上のことがリーダーシップをとることだと思います。
そして、この順番を守ることが大切です。
幸せになるビジョンが描くことができていないのに、仲間を動かすことはできません。
まず、成果を出すことができないからです。
また、軸が決まっていなければ、最後まで貫き通すことはできないからです。
行き当たりばったりで、成果は上がりません。
リーダーシップをとることができれば、組織は幸せに近づいていきます。
また、リーダーが尊敬されるようになります。
リーダーシップをとる力はつけていきたいですね。