激励会練習があまりうまくいっていません。
本気になりきれていない人がいます。
まあ当たり前ですね。

でも、全員を目指す。
常に私はそうしてきました。

学級の生徒一人ひとりを成長させたいと願いを込めて、以下の学級通信を書きました。

 

仲間を信じる

よくつかう言葉ですが、あなたたちは、どういった意味を込めて「仲間を信じる」という言葉をつかっていますか。
激励会練習の話し合いでは、よく「仲間を信じる」という言葉が出てきますよね。
激励会練習の場面では、あなたはどんな意味を込めて「仲間を信じる」という言葉をつかいますか。

私は「信じる」という言葉を

私の思いや考えを認めてくれる

という願いを込めてつかっています。

どんなに厳しいことでも、相手にとって受け入れがたいことでも、きっとあなたならわかってくれると信じて、あなたに話をしています。
よく「信じる」=「何もしない」と勘違いしている人がいます。

何も行動に移さなければ、何も変わらないのに、「信じる」というかっこいい言葉をつかって現実から逃げてしまう人がいます。
その人は、本当に学級と向き合っていると言えるのでしょうか?
仲間の成長を願って、言うべきことは言う。
そういう関係を築いていくために、「信じる」ということが必要なのだと思います。

そして、もう一つ。あなたのことが嫌いだから、注意をしているのではありません。
あなたのことが大切だから注意をしているのです。
お家の人のことを思い浮かべてください。
きっとお家の人から怒られることはあるでしょう。
でも、その一つ一つに愛が込められています。
あなたのことが嫌いで、怒っていることなんてないと思います。
学級内で、正しいことは正しい。
間違っていることは間違っていると言うのは、同じような理由ではないでしょうか。

あなたに変わってもらいたい あなたと一緒に頑張りたい

という思いや願いが込められていると思います。
あなたのことが嫌いだから注意をするのではありません。
あなたのその行為がよくないと思うから注意をするのであり、あなたのことが大切だから注意をするのです。

だから、注意をされたら、こう思ってください。

私のことを大切にしてくれているんだな

って。

そして、正しいことを正しい。
間違っていることを間違っていると言える環境は、あなたたち一人一人がつくっていくものです。

環境とは人の数

だと私は考えています。
正しいことを正しい。
間違っていることを間違っていると、言える人が増えれば、言いやすい雰囲気になるのではないのでしょうか。
だから、一人一人が勇気をもって表舞台に上がってください。
人の影に隠れていないで、一歩踏み出してください。
自分の足で立とうと決意する人が増えることを願っています。
もっともっとよくなっていくはずです。

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