ソフトボールの大会を役員として参加してきました。
夏季大会はトーナメントです。
1回でも負けてしまえば、3年生は引退です。
たった1回のミスで、勝敗が決まってしまうこともあります。
逆にたった1回のチャンスで、勝ちをつかむこともできます。
たった1回のチャンスをつかむために、3年間子どもたちは頑張ってくるのです。
そして、ソフトボールには流れがあります。
けっしてうまいチームが勝つわけではありません。
勝ちやすいということはありますが、ソフトボールは実力とは関係のないところでも勝敗は変わってきます。
私は、子どもたちに必ず伝えている言葉があります。
ソフトボールは必ず勝つことができるっていうことはありえない。
強いチームが勝つとは限らない。
勝つ確率を高めるために、あなたたちは努力するのだ。
だから、1%でも勝つ確率が上がることをしていきなさい。
ソフトボールと直接関係するところで努力することも大切。
ソフトボールと直接関係ないところも大切。
そして、最後はソフトボールと直接関係のない「心」の勝負になる。
夏季大会は特にそうである。
だから、すべてのことについて一歩前に進むように努力しなさい。
その努力する経験が、将来のあなたの人生をつくっていきます。
部活=人生である。
夢や目標を叶えるということを学んでいきなさい。
っていうことを伝えるんですね。
前置きが長くなりましたが、今日の試合を見た感想です。
今日の試合で驚いたことは、抽選で勝敗を決定する試合が2試合あったことです。
なかなかないですよね。
タイブレークを行い、それでも決着がつかず・・・
暑さ対策のため、タイブレークは1回のみ!
拮抗したよい試合でした。
上の大会になっていくほど、点はなかなか入らなくなってきますね。
少しのチャンスをつかむことができたチームが勝ちますね。
タイブレークの戦い方ですが、やっぱりワンアウト三塁をいかにつくるかが大切ですね。
タイブレークで、点数が入らなかったら、負ける確率はいっきに高まります。
個人的には送りバントをした方が無難かなと思います。
そして、ワンアウト3塁から、1点を取る!
それが、タイブレークを制する戦い方だと思います。
タイブレークはあまり経験する機会はないですが、しっかり練習をしておいた方がよいかなと思いました。
あと、大切だなあと思ったことは、走塁です。
上の大会になればなるほど、盗塁が成功する確率は下がってきます。
ディレードスチール
ターンスチール
偽装スチール
など、盗塁の引き出しを増やしておくとよいなあと感じました。
今日、有効だったのが、ディレードスチールでした。
これも、タイブレークと同じで、ワンアウト3塁をいかにつくることができるかが大切だなと思いました。
だから、どこかで、勝負をしかける場面が必要だなあと思います。
そこは、指揮官の役割ですね。
ソフトボールは見るだけでも得られるものはあります。
私のチームは、来年さらに上の大会に出られるように、今からスタートです。