今日は、練習試合でした。
なんとか全勝。
勝つことはできましたが、試合内容はあまり満足はしていません。
初回から先頭打者にフォアボール。
ワイルドピッチで進塁される。
そして、タイムリーを打たれる。
という、負けパターンの試合内容でした。
相手のミスがあり、なんとか勝つことができた試合でした。
内容が残念であったため、期待を込めて以下のような話をしました。
あなたたちは、新人戦で優勝することができた。
きっと、あなたたちが春、優勝する可能性は70%はあるだろう。
でも、それが安心かって言ったらそうでもない。
70%優勝できるってことは、30%は優勝できないってことだ。
実力的にはあなたたちが一番なのかもしれないが、ソフトボールには流れがある。
その流れをもってくることができなければ、あなたたちは勝てない。
そして、春季大会や夏季大会は、それぞれ一回しかない。
その一回に30%がきてしまったら、あなたたちが負ける。
春季大会まで、残り1ヵ月。
だからこそ、残りの1ヵ月は、その可能性が1%でも勝てるようにしていかなければいけない。
さらに、あなたたちは、いろいろなものを背負っている。
あなたたちは、新人戦で優勝した。
きっと、学校の職員や友達などは、ソフトボールは優勝するんじゃないかっていう期待がある。
あなたたちは、その期待を背負っていかなければいけない。
また、保護者の方は、練習試合のたびに、弁当をつくってくれている。
ユニホームを洗ってくれている。
あなたたちが親に恩返しできるのは、プレーでしかない。
ヒットを打つことができれば最高ではあるが、それ以上に、あなたたちの一生懸命な姿を見せることが大切である。
あなたたちは、たくさんのものを背負って戦っている。
それを忘れてはいけない。
もちろん、自分のためにソフトボールをやってもいい。
むしろ、それが一番大切だ。
でも、プラスαで、多くの人の思いを背負ってプレーしていくべきである。
あなたたちは、今一生懸命プレーをしているのかもしれない。
でも、まだ足りない。
きっと、「誰かのため」にっていう気持ちがあれば、もっとあなたたちのプレーは変わるはず。
残り1ヵ月頑張っていこう。
というような話をしました。
今、甲子園が行われています。
甲子園が感動するのは、多くの思いを背負って選手たちはプレーしているからである。
誰かの思いを背負うからこそ、高校球児みたいに、全力な姿になれるのである。