小学校ではプログラミング教育が2020年度から必修となります。
プログラミング思考力を高めるための教育を行っていくというものです。
参考になるかわかりませんが、中学校の技術の授業で、 vbscript というプログラミング言語をつかって、以前プログラミングの学習を行いました。
以下のようなプログラムをつかって、授業を進めました。

 

randomize
Dim j,c
msgbox("じゃんけんげーむをしよう")
for i = 1 to 1
j = int(inputbox("1=グー,2=チョキ,3=パーから選びなさい"))
c = rnd()

if j = 1 then
if c < 0.33333 then
 msgbox"勝ち"
elseif c < 0.66666 then
 
msgbox"負け"
else
 msgbox"あいこ"
end if
end if

if j = 2 then
if c < 0.33333 then
 
msgbox"勝ち"
elseif c < 0.66666 then
 
msgbox"負け"
else
 
msgbox"あいこ"
end if
end if

if j = 3 then
if c < 0.33333 then
 
msgbox"勝ち"
elseif c < 0.66666 then
 
msgbox"負け"
else
 
msgbox"あいこ"
e
nd if
end if
next


まず、上記のプログラムでつくったじゃんけんゲームを生徒たちにやらせました。
生徒たちからは「うわー何これ!?」「全然勝てない」「同じ数を入れているのに結果が違う」など、たくさんの声があがりました。
そして、プログラムを見せました。
生徒たちは、初めて見るプログラムに興味津々でした。

そこで、上記のプログラム内の赤文字を変えて、プログラミング言語の役割を調べる学習へと入っていきました。

数字や文字を変えるだけで、動作が変化するため、生徒たちは楽しそうに調べていました。

if、elseif の役割を調べることは難しそうでしたが、15分で学級の約半数は調べることができました。

プログラミング言語の役割を調べた生徒たちに、上記のプログラムを工夫し、オリジナルゲームをつくる活動へと入っていきました。
生徒たちがどんなプログラムをつくったのかは、またの機会に紹介します。

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