1学期最終日の出来事です。
1時間目が始まる前の話です。
いつものように朝の連絡を終え、教室の前で座っていると
A子とB子が「先生、黒板消してよいですか」と言ってきて、黒板をきれいにしてくれました。
そういう人たちがいるから学級が正常に回っているんだなと感じました。
4時間目に終業式がありました。
そして、終業式が終わると椅子や窓閉めの片付けがあります。
誰かが片付けなければならないのです。
終業式が終わり、しばらく体育館の中をうろちょろしていると、まずC男が椅子を片付けているのが目に入りました。
次に、D子とE子、F男、G男、H男が窓を閉めてくれているのが目に入りました。
誰かがやらないといけないことで誰でもやってもよいことは率先して自らやる
私が大切にしていることの一つですね。
そういった行動を見ることができてうれしく感じました。
5時間目の学年集会での話です。
1学期を締めくくり、2学期につなげる大事な学年集会でした。
発言は相手の思考を刺激する行為
です。つまり、
発言は相手に与える行為
ということです。
さらに大げさかもしれませんが、学年集会で発言ができるということは、
学年に方向性を与え、学年を引っ張る器がある
ということです。つまり、
学年のリーダーになることができる存在である
ということですね。
話し合いの流れはどうかや、誰が学年に影響力を与えられる人がいるだろうかというような視点で話し合いを見ていました。
私の学級からは、
I男、J男、K子、L子、M男、N子、O子
の手が挙がりました。
学年や学級の成長を願い発言できる姿に頼もしさを覚えました。
6時間目の通知表渡しが終わったあとにサプライズがありました。
そのサプライズはP子の「ちょっと待ってください」の言葉から始まりました。
P子は学級役員に前期お疲れ様という感謝の気持ちを伝えたくてサプライズを考えました。
学級役員を前に呼んで、Q男と一緒にみんなで書いた手紙を渡しました。
続いて、R子の「ちょっと待った」からは、自然教室実行委員と生徒会執行委員のお疲れ様の意味を込めて感謝の手紙を渡す時間となりました。
さらに、終わりかと思いきやS男の「3回目のちょっと待った」から、T男とS男を中心に係長へ感謝の言葉を伝える時間となりました。
仲間の頑張りを称える温かい時間となりました。
今日から2学期が始まります。
周りの人のために汗を流すことができる人に
これからも成長できることを願っています。