学年間の情報共有は大切ですよね。
ある学級には伝わり、ある学級には伝えられていないということがあれば、学年全体が崩れていきます。
ある学級は許され、ある学級は許されないということが続けば、生徒たちが不満をもつのは当然ですよね。
例えば、私の学校では以下のようなことがありました。
昨日、合唱コンクールの写真を注文をとるために、今週はある教室に写真を掲示していました。
朝と昼休みに、生徒は見に行ってもよいということになっていました。
しかし、「朝」という言葉の捉え方に誤差が生じました。
ある生徒は、朝の登校時間内ならOK
ある生徒は、朝の会が終わったあとならOK
ある生徒は、1時間目の休み時間までならOK
など、「朝」という言葉の捉え方に違いがうまれました。
そうなると、ルールを破っているという捉えにも違いがうまれ、生徒を指導できません。
指導したとしても、生徒にマイナスな影響しか与えることができません。
そういうことがないように、学年間で情報共有は必要不可欠になります。
では、どうしたら学年間で情報を共有することができるのでしょうか。
それは、簡単に言えば学年の先生全員に伝えることです。
学年の先生全員に伝えることができれば、生徒全員に伝えることができます。
何当たり前なことを言っているんだ!と思われるかもしれませんが、とても重要なことですし、抜けてしまうことが多いのが現状ではないのでしょうか。
私は、必ず全員に伝えます。
全員がいる場で話をし、もしいなかったとしても必ず口頭で伝えます。
置き手紙をすることもありますが、いつ見てくれるかわからないので、できるだけ口頭で伝えるようにします。
私は、必要な連絡事項は、朝の会で伝えるべきだと思っているので、朝のうちに学年全員に伝えます。
私が伝える場にいなかった場合は、学年の先生に必ず伝えてもらうことを約束したり、副担任の先生に、お願いをして、すぐにその場にいなかった先生を探して連絡をしてもらうようにします。
また、前日に伝えるように注意しています。
その日に伝えようとすると必ずもれが出ます。
必ず翌日の予定を確認することまで、その日のうちにやってしまいます。
そして、学年間の情報に疑問があれば、すぐに聞くようにしています。
後回しにすればするほど、忘れてしまうし、学年間の情報に漏れが生じます。
学年間で情報を共有することは難しくなるでしょう。
学年を安定させるためにも、情報共有は必要不可欠ですね。