以下は、西野亮廣著「新・魔法のコンパス」に出てくる言葉です。
「仕事量と給料が見合ってない」という不満をよく耳にするんだけど、キミはどうかな?そりゃまぁ、どうせ働くなら、なるべく多くの給料を貰いたいよね。そう考えるなら尚のこと、押さえておかなきゃいけないルールがある。
お金は「他者に提供した『価値』の対価」
お金というのは、他者に提供した「労働」の対価じゃなくて、他者に提供した『価値』の対価なんだ。
・・・ちょっと難しい表現になっちゃてるね。でも、これは、すごーく大事な話なので、頑張って耳を傾けてください。
給料とは、人を幸せにした分だけ得ることができます。
シェフなら、おいしい料理をつくって人を幸せにします。
遊園地は、楽しめる場を提供し、多くの人を幸せにします。
人は、幸せになることを期待してお金を払います。
欲するものや解決してほしいことにお金を払うのです。
そのことを忘れてはいけません。
たとえば、お腹いっぱいの人に蟹をおごったとしましょう。
きっと、蟹をおごられれば、喜びますよね。
でも、お腹いっぱいの人にとっては迷惑です。
きっと、おごると提案しても断るでしょう。
しかし、空腹時に蟹をおごられれば、多くの人が喜びます。
相手が望んでいるものを与えるから喜ばれます。
これは、ビジネスでも当てはまりますね。
相手が望んでいるものを提供するから、その対価としてお金がもらえるのです。
相手が望んでいるものは、食材ではなくてもかまいません。
スキルであったり、知識であったり、時間であったりと、相手が望むものを提供できれば、すべてお金になります。
このことは覚えておくと、役に立つと思いますよ。