仲間の思いに応えるとあなたたちは言います。
とてもよい気持ちです。
仲間を大切にする思いです。
しかし、
仲間の思いに応える = 仲間の言われた通りに行動する
と勘違いしている人がいます。
仲間の指示を聞き、その通りに動くことを仲間の思いに応えるとは言いません。
仲間の思いに応えるとは、
仲間と一緒に目標を目指し、仲間が何を願い何を望むか考え、先を見て行動することです。
言葉の捉え違いによって、心の成長速度は異なります。
今のあなたたちは、仲間の指示を聞こうと必死です。
きっと、仲間の指示を聞くだけならできていることでしょう。
しかし、あなたの仲間は、苦しい思いをしています。
それは、指示をしないと動くことができていないからです。
仲間におんぶにだっこの状態では、負担をかけるだけです。
一人で歩くはずが、だれかをおぶって歩いていかなければならないからです。
『仲間の思いに応える』これを解釈することができれば、合唱コンクールで最優秀賞に近づくことができるでしょう。