生徒が書いた日記です。

 

先生の言うとおり、確かに本当の信頼関係はできていません。
みんな思ったことがあっても本人に直接言えない人が多いです。
そんな中思ったことのいえる〇〇くんはすごいです。
その相手がどんなに自分と仲がよくても〇〇くんは言えます。
そんな〇〇くんがパートリーダーだからこそ、男声もすごくよくなってきていると思います。
私的には思ったことがあったら言っていいと思います。
もし、自分の言ったことが違ってもごめんねって謝ればいいと思います。
でも、思ったことを言わなかったら、その子を変えてあげることもできないし、自分も変わることもできません。
だから、「言葉に出す」のはすごく大切だと思います。
私が最近一番変わったと思うのは男声です。
放課になって1番初めに練習を始めるのは男声です。
他のパートも頑張ってくれています。
今まで3人でやっていた人もすごく上手になっています。
確かにもっと上にいきたいです。
だからもっと直していくべきことはあります。
でも、この前の話し合いでみんな一人一人が変わってよい方向に向いているのは間違いありません。
だから、もっと上へいけるようもっとみんなで変わっていきたいです。

 

私の好きな先生から教えていただいた言葉です。昨日の帰りの会で話しましたね。

優しさは強さである

合唱コンが大好きな理由の一つは、優しさは強さであることを証明してくれるから。
合唱はすばらしい心を育ててくれる。
合唱によって心が育つ。
心が一つになって歌うときなんかそれはすごい…。
また、陰で頑張っていたり、歌を一生懸命歌っている仲間を見ると、「学級のためにあの子は…」ってうれしい気持ちになる。
その瞬間「ありがとう、その思い、絶対に無駄にはしない」って気持ちになる。
それこそ指揮や伴奏をになう者は、きっと他の子の数倍、数十倍練習している。
「○○がやってくれるから、歌いやすい!ありがとう」とこんな言葉をかけてくる人もいるだろう。
指揮者や伴奏者は、その言葉から勇気と、さらなるやる気をえたに違いない。
「ありがとう。期待に応えるからね…。」そんな思いを抱く。

「仲間のために自分をいかす」「自分の言葉や行動が人から感謝される」これがとても大きな喜びになる。
本当に自分を必要としてもらえる。
「ありがとう」を素直に言ってもらえるということは…。
そして、素直に「ありがとう」を言えることは…。

 

クラス内に「ありがとう」という言葉が行き交うようになれば、そのクラスは強い。
学級の誰かが自分の欠点なり、弱点を公表しても、助けてもらうことができる。
だから「ありがとう」が言える。
こうした助け合いの仕組みができている学級は実に強い。
逆に言えば、強いクラスほど、「ありがとう」が聞こえる。

 

つづき

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